私たちは**「すべてのヤングケアラーが自分らしく生きられる社会を」**という理念を掲げて活動しています。
2021年の厚労省調査では、クラスに1~2人、家族の介護で自分の時間を取ることができないヤングケアラーがいることがわかりました。またそもそも自覚がない人も多数おり、実態としてはもっと存在すると言われています。
家族は大切だけど、自分のしたいことや選択肢が減ってしまう。家族のことだから人にも相談しにくい…。
そうして時間が経っていく先に、その子の人生はどうなるでしょう?
また、ヤングケアラーと言われる18歳未満の子供達は時間が経てば大人になりますが、19歳を超えたからと言って家庭の環境が大きく変わるわけではありません。ケアをすることも、終わりません。
私たちはこうしたヤングケアラー・若者ケアラーが、様々な選択肢を持ったり福祉と繋がりながら納得のいく人生を歩めるよう活動している団体です。
現在は主に以下3つの事業を行っています。
1.ヤングケアラーコーディネーター
地方自治体より受託し、当該地域でのヤングケアラーの発見〜適切な機関との接続〜関係者を集めたサポート体制づくり・実施を行っています。
2.LINE相談 (自主事業:ヤングケアラーズキャリア https://youngcarerjapan.com/yc_carer/)
当事者の方たちからのLINE相談を受け付けています。
ご自身のメンタルを支えつつ、進学や就労と家庭の折り合いについての相談に乗ったり、必要に応じて適切な機関への接続をしていきます。
また時には、LINEを超えてZoomを用いた対面オンライン相談にも対応しております。