概要

Copernicus (COP3.0) のメイン機能である Slap Comp (slap composite、べた塗コンポジットかな?) ビューポートのレンダリング結果をCOPに画像として入力することが可能であり、 コンポジションのイテレーションを高速にするのが主目的な機能。

Slap comp

次のgifのようにビューポートのKarmaレンダリング結果を画像に出力せずにCOPネットワークに取り込むことができる。Normal、depthなどのレンダーパスも読み込める。

cop001.gif

今4のところゲーム開発での用途はあんまり思いつかないけれどSubstanceとの優位性の一つであり面白機能として紹介すると結構面白がってもらえる。

環境

Houdini Indie 20.5.278

動作の確認

画像で実行

単一のシーンビューレンダ画像で試したい場合、つまり連番で入力が必要じゃないならとても簡単に試せる

  1. Karmaで何かをレンダリングする
  2. COPに移動する
  3. カメラを設定していないなら Import Cameras with Slap Comp Imputsを外す
  4. Add AOVs from Last Renderのボタンを押すと最後にレンダリングした画像のパスが自動的に設定される

image.png

下記イメージはSlapCompで取得したビューポートのレンダー結果にノードベースで桑原フィルターとEdgeDetectをブレンド。リアルタイムでフィルター掛けてる感の趣を感じられる。